俺の愛するブキ
緑の悪魔と恐れられたブキがいた。
バシャっと一振りすれば弾が3方向へ飛び、
相手を捉えやすくキルがしやすい。
クイボアーマーという最強のサプスペが与えられ、最強ブキの一角にいたが、、、
後に3では、ナスと呼ばれることになる。
緑の悪魔(ピーマン)からナスへと進化を遂げたのだ。
スプラトゥーン2ではXP3000プレイヤーが現れるほどの強ブキのヒッセン。
長射程ゲーと言われ、環境的にはきつかったはずだが、爪痕は残した。
2022年夏、3発売まで後少しと迫る中、
各ブキのサプスペなどが公表され、
私は、ヒッセンはまだか、ヒッセンのサプスペはなんだ?と毎日を過ごした。
サブはスプラッシュボムがいいな。
俺はヒッセン使いではなく、ヒッセンヒュー使いだったのだ。
よくリグマに行く時に、
アーマー助かります!クイボ強いですよね!と言われることがあった。
その度に、
あ、ヒューなんだ、ごめんと謝り、
さらには、ヒューのサブスペが知れ渡ってなく、スプラッシュボムとアメだよと付け加える。
そう、俺の持ちブキは、
じゃない方のヒッセンだったのだ。
それでも俺はヒューを持ち続けた。
時は擬似確時代。
試合が始まりギアの確認をすると目に入るのはメイン性能UPのギアばかり。
俺のヒューはアメフラシだ。
こいつが擬似確を助ける。
少しでもアメに触れたらもう最後、擬似確の餌食だ。
話は逸れたが、3でのサブスペは、
ポイズンミスト+ジェットパック。
目を疑い、二度見した。
Twitterを一度落とし、再度立ち上げた。
もう一度見てみる。もしかしたら何かの間違いかもしれない。まだ間に合うぞ?ニンテンドーさん。
何度見ても毒だった。
まぁジェッパは許そう。2ではジェッパは見て見ぬふりをし避けてきた。あんな難しいスペシャルはさわらない。
ジェッパは練習すればいい。
毒。
毒を吐きたくなる。
前に出るべきブキでポイズンはちときつい。
自称マルチウェポナーの俺が最後に頼るのはいつもヒッセンだった。
ヒッセンで無双した試合後に、味方の人に俺は言った。もう俺がヒッセン以外のブキを持ってたら通報してくれと。それくらいヒッセンだった。
メインの強さやスペシャル必要量など多くがアプデにより修正できる。それがオンラインゲームの強みだ。しかし、サブスペだけは何があっても変更はされない。
ヒッセン、、、。
すいません、ニンテンドーさん、
ヒッセンヒューはいつ発売ですか?
ブキチの店でタダ働きするから早めに入荷してください、、、。
それでも俺はヒッセンを持ちます。
弱すぎぃと叫びながらも振り回します。